岩井龍也さん

オラン本庄

今回のオラン本庄では、岩井龍也さん(48)をご紹介します!
岩井さんは、大阪を拠点に全国を飛び回る元サラリーマンでしたが、おじいさんの農業を継ぐために2003 年に伊根町へ U ターンして来られました。今回は、岩井さんの農家としての日常から本庄地区に対する思いまで、様々なお話をお聞きしました!

農家としての日常

岩井さんは、主に九条ネギを栽培されています。
ネギは薬味や鍋の具材などとして一年を通して活躍するため、切れ間なく出荷できるように「種まき→定植→収穫」を繰り返し行います。そのため、岩井さんは常に繁忙期なのだそう!そんな岩井さんの一日は、夜明けとともに始まります。冬から春にかけては朝6時、日の出が早い夏場は5時に起床してハウスでネギの収穫を行い、夕方にかけて出荷準備をひたすら行うのだそうです。そのような忙しい毎日のなかで、「オランアースの子が来てくれたら息抜きになる」と仰ってくれました。うれしい限りです…!
ちなみに、ネギ一本を収穫するまでに約 100 日かかるため「ネギ 100 日」という言葉があるのだとか。要するに 1 年に最高3回ネギを育てられるということか~、と思いきや!
一年に 2 回しか作付けできない年もある、と岩井さんは教えてくれました。
なぜかというと、同じ野菜を作り続けると土地がやせてしまうから。そのため岩井さんのハウスでは、冬場に水菜を育てる輪作を行っています。また、ネギ坊主(ネギの花)ができてネギが固くなる春にも、水菜や別の野菜を育てられています。栽培する野菜を変えることで、野菜の品質を高く保つための工夫をされていることが分かりますね!

栽培方法へのこだわり

岩井さんは「京都こだわり農法」を取り入れることで、安心安全な農作物づくりを心掛けられています。京都こだわり農法とは、ざっくり言うと化学由来成分の肥料を控える農法のこと。岩井さんのハウスでは、ネギを定植する前に「本庄たい肥」を入れるそうです。
この「本庄たい肥」は、保全会の藤原さん自家製のものなのだとか。農家さん同士が協力し
ながら野菜を育てていることは、本庄地区の魅力の一つですね!
また、夏場には約1カ月かけて太陽熱消毒をされています。これは、ビニールハウスの温度を上げることで土を消毒する方法です。なんと、ハウスの中は約 70℃まで上がるそうです!
このように、岩井さんは自然の力を利用することで安心安全な野菜を作られています。
ここで、ご自身が作られた野菜の自慢ポイントをお聞きしてみました!
この質問に対して岩井さんは、「僕が作っていることがこだわりです」と答えてくださいました。伊根のきれいな水で育ち、岩井さんの愛情がたっぷりとつまったお野菜。おいしいに違いありませんね!

本庄地区への想い

最後に、本庄地区に対して思い抱いていることをお聞きしました!実は、最近若い世代の農家さんが増えてきているのだそうです。そのため、そのサイクルがずっと続いていってほしい、農業で生計を立てられる地域であってほしい、とおっしゃっていました。これからも少しずつ、若い世代の就農者が増えるといいですね。
私たちオランアースも、SNS などを通じて本庄の魅力を伝えることでお役に立っていけれ
ばいいなと思います!
また、岩井さんの将来の展望も聞かせていただきました。それは、一番下の息子さんの「うどん屋さんになりたい」という夢が叶ったら、ご自身の作っているネギやショウガを薬味として使ってもらうこと。そんな親子共演が実現されたら、本当に素敵ですよね!
いつか、岩井さんの栽培した薬味がのせられたうどんを食べられる日が来ることを、楽しみにしています。
岩井さん、インタビューへのご協力ありがとうございました!

この記事を書いた人

岡本萌花

長野県飯田市出身。都会とは隔たれた地方で育つ。地元は不便の多い地域であるが、植物や食べもので四季を感じられる田舎らしさが好き。しかし、少子高齢化による地方の衰退を肌で感じることが多く問題意識を持つように。また、高校生の時に参加したシャッター商店街の活性化を考えるセミナーをきっかけに、地域活性化への関心をより深める。
地域の方々と学生のつながりを大切にするオランアースを知り、考えるだけでなく行動を起こしてみたい!活性化に励む地域の方と深い交流をしたい!という気持ちで入会。これから伊根の魅力にたくさん気づいて、大好きな場所にしていきたい。

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