渡邊荘太郎さん

オラン本庄

今回のオラン本庄は渡邊荘太郎さんです!

渡邊さんはオランアースの活動を一緒に行っている農村保全会のメンバーの1人で、移動車を使い農作物の販売を行っている生産者さんです。昨年2月に行った生産者ツアーでも私たち大学生を温かく受け入れてくださいました。いつもありがとうございます!!そんな渡邊さんですが、実は伊根町ご出身ではなく東京都ご出身で移住された方なんです。移住者と言われなければわからないほどで、オランアースメンバーも「え!そうだったの!!気がつかなかった…」と驚いていました(笑)

今回のインタビューでは伊根町と渡邊さんのつながり、伊根町の魅力、農業についてお聞きしました。

渡邊さんと伊根町との出会い

東京都ご出身の渡邊さんが伊根町と出会ったのは農業高校を卒業後です。卒業後は「漁師になろう!」とは決められていたものの、どこで漁師になるかと考えていたそうです。

そんなときに、藤原正人さん(保全会会長さん)が高校の先輩だったことをきっかけに伊根町を知り漁師として働くことに。そして18歳のとき伊根町に来られてから5年間定置網の従業員として海に出ていたそうです。伊根町との出会いは海だったとは驚きです…

その後、養豚の勉強をするため伊根町を一度離れ群馬へ。栄養士の資格も習得され伊根町に再び帰ってこられました。現在は農業を始めて7年目です。

 

伊根町本庄の魅力

伊根町は「最も美しい村」にも選ばれ観光客に人気の「舟屋」もあります。

私たちオランアースが活動拠点にしているのはその中でも伊根町本庄地区です。そこに暮らす人として感じる魅力とは一体なにかを聞いてみました!

 

1つ目は「地域性、人のよさ」

以前、漁師としで働いていたこともあって移住後、地域の人に「浜で勤めっとた子」として覚えられていたそうです。移住後も気にかけてくれ、受け入れてもらったと話してくれました。本庄の人のあたたかさ、寛容性そういった地域性が移住の決め手だったようです。

同じく、私たちオランアースメンバーも活動をしていて日々、本庄の人はなんでこんなにもやさしいんだ…と感激しています。

今度、新規農業実習生を受け入れるというお話もされていて、「新しく訪れる人たちを迎え入れ受けいれる」このやさしさは本庄で暮らす人々に脈々と受け継がれているのだと感じました。

 

2つ目は「農家と漁師が近い地域!」

例えば職業=漁師ではなくお米を作りながら漁師。または猟師と農家。このように色々な顔を持った本庄の人たちがいます。海と山の関係性が近く、入り混じっているという特色をもっていると教えてくれました。

たしかに、渡邊さんも前職は漁師で今は農家さん、まったく違う職業だと思ってしまいますが、伊根町本庄地区では不思議なことではないようです。

 

 

農業に対するこだわり

「肥料そして作り方、初めから最後まで説明ができる」

渡邊さんはお米やハウス8棟で年間40種類以上の野菜を栽培されています。聞いたときは40種類って多いんじゃないかな?と疑問に思いました。そのことについて聞いてみると、7年前は水菜ばかり栽培されていたそう。現在の栽培方法に変えられたのは3年前。

「同じものを作るのが性に合わない、飽きるんだろうね…だけど、いろんな種類の野菜を育てるのは楽しい!」農家さんそれぞれの農業形態があっていいですよね。渡邊さんの農場「かわうそ農場」に対する想いがあることがわかりました!かわうそ農場は夏野菜がメインでつくられているそうです。夏が待ち遠しいですね。

農業に対するこだわりは「肥料」ご自身でつくること。なぜ野菜がおいしくなるのか説明ができる。おいしさの理由を知っている。とおっしゃっていました。

渡邊さんのお野菜はほとんどが無農薬で栽培されています。ただ、自然に近い栽培方法であったり、農薬を使った野菜でもおいしいものはおいしい…おいしいものとは何かを追求されているようでした。

移動車販売で野菜を売る

 また、渡邊さんは移動車という方法で野菜の販売をされています。この方法だと畑でとれた野菜を新鮮なうちにお客さんに届けることができます。スーパーで買うより値段は少し高くなってしまうけど、そのおいしさに魅了されて渡邊さんのお野菜を買ってくれる人は多く、人づてにファンは広がっています。伊根町内にある「カフェイネソラGOHAN」で提供される料理にも使われています。

普段は、調理師免許をお持ちの奥様が週2日運転をされ野菜を販売しています。夫婦二人三脚で農業、商品開発に取り組まれていまれています。

今後の目標とは?

最後に渡邊さんの今後の目標を聞いてみました!

今はやりたいことがいっぱいある、昔の生産業の経験が今に繋がっている。

漁師、養豚の勉強、栄養士を取られたことすべての昔の経験から今はやりたいことがいっぱいあると話されていて、そのなかでも「京都市内で週1回でも野菜を売れるお店を設けたい」という目標を教えてくれました。渡邊さんだけではなく、ほかの農家さんのお野菜を売れる場所をつくりたいとおっしゃっていました。もっと多くの人に渡邊さんのおいしい野菜、そして伊根町の食が届けられたら素敵なことですよね。

そのときは、私たちオランアースもぜひお手伝いをさせてください!!

今回はインタビューを受けてくださってありがとうございました。

この記事を書いた人

菊池七和子

過疎問題や農山村地域の観光に興味があり大学では地理学を専攻。地域ごとの特色や新たな発見ができるため大の旅行好き。地元の人を見かけるとどんな生活をしているんだろう?と考えてしまうことも…伊根町に初めて行った際に農村地域と暮らす人々の魅力に気がつく。もっと地域の方々と深くお話がしたい!地域に入りたい!と思ったのがオランアースの活動を始めたきっかけ。伊根町のみなさんのあたたかさ、生きる知恵、食と自然の豊かさに毎回心を動かされている。将来の夢は暮らしの知恵を持ったおばあちゃんになること。

 

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